「出産後は、想像以上に心も身体も大変…」
「頼れる人が近くにいなくて、一人で赤ちゃんのお世話をするのが不安…」
待ちに待った赤ちゃんとの生活。でも、幸せな気持ちと同じくらい、出産後の生活に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、大阪市にはそんなママと赤ちゃんを支えるための心強いサポート制度がたくさんあるんです。
大阪市の「産後ケア事業」を中心に、サービス内容から利用方法までわかりやすく解説します。
一人で抱え込まず、利用できるサービスを上手に活用して、心穏やかな育児をスタートさせましょう!
「産後ケア事業」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんね。
これは、出産後のママの心と身体を休め、安心して育児ができるように助産師・保健師・看護師などの専門家がサポートしてくれる、大阪市の公式なサービスです。
慣れない授乳や沐浴、細切れの睡眠で、産後のママは心身ともに疲れが溜まりがち。そんな時に頼れる場所があると思うだけで、少し気持ちが軽くなりますよね。
大阪市の産後ケア事業には、ママの状況や希望に合わせて選べる以下の3つのタイプがあります。
以下のすべてに当てはまる方が対象です。
※感染症罹患中・入院加療が必要などは除外。所長が適当と判断する場合の利用可。里帰りの場合は原則、住民票のある自治体からの依頼・費用負担が必要。
※託児・保育・家事のサービスではありません。
引用元:大阪市 産後ケア事業について(https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000370578.html)
それでは、3つのサービスについて、具体的に見ていきましょう。
まずは、特に産後の体をしっかり休めたいママにおすすめの「宿泊型」からです。
病院や助産院などの専門施設に赤ちゃんと一緒に宿泊し、心と身体をゆっくり休めることができるサービスです。入院とは異なるため、育児や身の回りのことは、できる限りご自身で行う前提ですが、すぐに専門家に相談できる環境は安心感がありますよね。
世帯の課税状況によって自己負担額が変わります。
| 区分 | 自己負担額(1泊2日) |
|---|---|
| 市民税課税世帯 | 4,250円(1泊2日、5食)/以後1日ごと2,125円加算 |
| 市府民税非課税・生活保護 | 2,500円(1泊2日)/以後1日ごと1,250円加算 |
※1泊2日(10:00~翌19:00上限)、通算7日まで(6泊7日)までです。時間を短縮しても料金は同じです。
※多胎児の別途、加算はありません。
利用を希望する場合は、まずお住まいの地域の窓口への相談が必要です。
「自分も対象になるのかな?」「どんな施設があるの?」など、少しでも気になったら、まずは電話でお住まいの区の保健福祉センターに問い合わせてみましょう。丁寧に教えてくれますよ。
日帰りで施設に通い、助産師などの専門家によるケアや育児のサポートが受けられるサービスです。個室でゆっくり過ごしたり、他のママたちと交流したりと、気分転換にもなります。
| 区分 | 自己負担額(1日あたり) |
|---|---|
| 市民税課税世帯 | 1,500円/日(2食) |
| 市府民税非課税・生活保護 | 1,000円/日 |
※10:00~19:00上限、通算7日までです。
宿泊型と同様、まずはお住まいの区保健福祉センターの窓口で申請して相談・申請が必要です。
助産師や保健師が自宅に来てくれて、ママの体調や育児の相談に乗ってくれるサービスです。まだ外出が大変な時期や、上の子がいるご家庭にもぴったりです。
| 区分 | 自己負担額(1回あたり) |
|---|---|
| 市民税課税世帯 | 500円 |
| 生活保護世帯・市民税非課税世帯 | 無料 |
※1回の利用時間は2時間程度、通算5回までです。
こちらも、まずはお住まいの区の保健福祉センターへの相談・申請からスタートします。
産後ケア事業は、大阪市から委託を受けた様々な医療機関や助産所で利用することができます。
施設のリストは大阪市の公式サイトで確認できますが、当メディア「Heartful♡Birth」でご紹介しているENAレディースクリニック、西川医院、千船病院も、大阪市の産後ケア事業委託事業者です。
出産でお世話になったクリニックで、慣れた環境と顔見知りのスタッフの元で産後ケアを受けられるのは、とても心強いですよね。
産後ケア事業の利用には申請が必要ですが、もっと気軽に利用できるサポートもあります。知っておくと、いざという時に心のお守りになりますよ。
生後4か月までの赤ちゃんがいるすべてのご家庭を対象に、助産師や保健師が無料で訪問してくれる事業です。赤ちゃんの体重測定や、ママの体調の相談、地域の育児情報の提供など、心強いサポートが受けられます。
各区の保健福祉センターでは、電話や面談、オンラインで保健師などに育児の相談ができます。「こんなことで電話していいのかな?」なんて思わずに、ちょっとした不安や悩みも気軽に相談してみてくださいね。
育児にはお金のことも気になりますよね。大阪市では、中学校卒業までの子どもを養育している方に「児童手当」が支給されます。また、国が主体となり、妊娠届出時と出生届出後にそれぞれ5万円相当を給付する「出産・子育て応援給付金」も実施されています。
※児童手当、出産・子育て応援給付金など。制度は改定が生じやすいため、最新の公式ページでご確認ください。
たくさんのサポートがあって、どれを使えばいいか迷ってしまうかもしれませんね。あなたのお悩みに合わせて、おすすめのサービスをまとめました。
出産、本当におめでとうございます。そして、お疲れ様でした。
産後のママの身体は、回復までに時間が必要です。赤ちゃんのお世話で大変な時期だからこそ、「一人で頑張りすぎないこと」が何よりも大切です。
大阪市には、頑張るママと赤ちゃんを応援する温かいサポートがたくさん用意されています。
「ちょっと疲れたな」「誰かに頼りたいな」と感じたら、それはママからの大切なサイン。ためらわずに、お住まいの区の保健福祉センターに相談してみてください。
利用できるサービスを上手に活用して、赤ちゃんとのかけがえのない時間を、どうぞ笑顔で過ごしてくださいね。
出産のかたちは一人ひとり違います。初めての出産で不安を感じている方もいれば、上の子のお世話との両立に不安な方、持病を抱えながらの出産に不安な方もいるでしょう。
そんな多様な女性の想いに応えてくれる、大阪の無痛分娩施設を紹介します。
| 無痛分娩費用 | 150,000円 |
|---|---|
| 個室料 | 8,000~16,000円 |
| 無痛分娩の 種類 |
計画無痛分娩 自然無痛分娩 |
| 所在地 | 大阪府大阪市都島区都島北通1-22-10 |
| アクセス | 谷町線/都島駅より徒歩5分 |
電話番号:06-6921-3313
| 無痛分娩費用 | 150,000円 |
|---|---|
| 個室料 | 27,000~49,000円 |
| 無痛分娩の 種類 |
自然無痛分娩(※1) |
| 所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区天王寺町北2-16-10 |
| アクセス | JR環状線/寺田町駅より徒歩5分 近鉄南大阪線/河堀口駅より徒歩5分 |
電話番号:06-6714-5218
| 無痛分娩費用 | 初産婦:150,000円 経産婦:130,000円 |
|---|---|
| 個室料 | 14,000円 |
| 無痛分娩の 種類 |
自然無痛分娩(※1) |
| 所在地 | 大阪府大阪市西淀川区福町3-2-39 |
| アクセス | 阪神なんば線/福駅より徒歩1分 |
電話番号:06-6471-9541
掲載の情報は2025年4月調査時点のものです。金額などはあくまで目安となりますので、詳細は各クリニックにお問い合わせください。
※ENAレディースクリニックの個室の写真は、Aコース 17,600円(税込)の個室です。
※西川医院の個室の写真は、K room(特別室Ⅰ室):49,000円(税不明)の個室です。
※:費用について:無痛分娩費用・個室料金は非課税となります。
※1:計画無痛分娩は患者さんによる希望では行っておらず、医学的に分娩を進める必要がある場合に限り実施。